妊娠中に摂取するべき栄養素が豊富な野菜:ブロッコリー

妊娠すると、お腹の中の赤ちゃんを育てるために、意識的に摂取を心がけた方がいい栄養素があります。その中のひとつに、葉酸があります。葉酸は食事だけで必要量を摂取するのが難しいため、サプリメントが多く市販されています。
では、葉酸はどうして妊婦さんの摂取が奨励されているのでしょうか。また<妊娠と葉酸サプリの効果とはどういった物でしょうか。

葉酸はビタミンB群の一種です。ビタミンB12とともに血液中の赤血球の生成に欠かせない成分であり、細胞分裂・DNAの合成にも関わっています。またビタミンB12とともに、動脈硬化の原因となるホモシステインという成分の抑制する働きもあります。
どの年齢にも必要な栄養素ですが、特に妊娠中は積極的に摂取することが、厚生労働省によって奨励されています。これは、妊娠中に葉酸を十分に摂ることによって、お腹の赤ちゃんが神経管閉鎖障害を起こすリスクが軽減するためです。神経管閉鎖障害とは、妊娠4週目~5周目に起こる異常で、脳の形成不全を起こし無脳症となったり、脊髄が露出して神経障害を起こす疾患です。妊娠初期は神経管をもとにして脳や神経を形成する時期です。この時期に細胞の分裂や増殖に欠かせない葉酸が不足することでこの障害が起こる可能性が高まるとされています。
また、ダウン症の発症リスクの軽減や、流産の予防にも効果があるとされています。

葉酸は妊娠1カ月以上前からしっかり摂取することが望ましいとされています。必要な摂取量は、妊娠3か月ごろまでは440㎍、妊娠4か月から出産までは480㎍です。
葉酸は多くの食物に含まれています。特にほうれん草やブロッコリー、レタス、レバーなどに豊富に含まれています。ことにブロッコリーは、葉酸の他、ビタミンCや鉄分、カルシウム、亜鉛と豊富な栄養が含まれていて、妊婦さんにおすすめの食材です。
しかし葉酸は熱や水に弱いため、調理で失われる率が高く、吸収率も高くありません。そのため、必要な摂取量を食事だけで賄うのは難しい側面があります。葉酸が不足するときは、市販の葉酸サプリメントを積極的に活用するといいでしょう。サプリは効率よく葉酸を摂取することができます。さまざまな商品が市販されていますが、選ぶときは、添加物があまり配合されていないもの、葉酸はビタミンB12とともに働きますのでビタミンB12が配合されているものにするといいでしょう。

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